創業安政5年・和紙・折り紙・染紙・千代紙・製造の老舗―文京区文化遺産

工房ご案内
工房紹介 和紙の種類 染め技法の種類
工房紹介
おりがみ会館では、毎日染め師たちの手によって1枚1枚和紙が染められています。
ここではその染色の過程の1部をご紹介します。実際に工房で見学することも出来ます。
道具
紙を染める際に使用する道具の種類は、染め方に比べて少なく、ほとんどひとつの刷毛で染めあげます。
基本的には平刷毛という30cm位の幅の刷毛を使用し、他には、筆刷毛(3〜5cm幅)、篩い(金銀など箔を散りばめる時に使用する)などがります。
染料
●顔料(絵具が和紙から剥がれないように水と糊を一緒に混ぜて使用します。)
●染料(熱湯を注ぎ、固まりが出来無いようによく溶かしながら使用します。)
●金属染料…金(真鍮)、銀(アルミ)などの粉末に糊を混ぜよくかき回して使用します。

※色味は自然光の下で長年の経験を生かして調合します。原紙の色も一定ではないため、全く同じ色を出すのは不可能に近く、職人の目によって品質が保たれています。(そのため、当社は色見本帳を作っておりません。)
和紙
和紙には、原料や用途、染色方法によって様々な種類があります。工房では楮もみ紙、強制紙などを中心に染色しています。様々な和紙の種類・用途について詳しくはこちらへ。
和紙について
洋紙に対して日本で発明された紙を和紙といいます。
和紙は、ものを書く為だけでなく、襖・障子・屏風などの住宅用素材から唐傘(からかさ)・畳紙(たとうし)・熨斗紙(のしがみ)・元結(もとゆい)といった身の回りのもの、さらに千代紙など各種紙手芸へと多方面に利用されています。これは、和紙の持つ薄くて柔軟・強靭といった独特の性質によるもので、その美しさと用途の広さは海外でも高く評価されています。
日本で開発された「和紙」とは、原料としてコウゾ(楮)、ミツマタ(三椏)、ガンピ(雁皮)、アサ(麻)などの靭皮繊維を使って手漉き法で作られたものを指します。その他和紙には、原料をとなる木の名前からワラで作ったワラ半紙などがあります。
和紙の分類には、生産地による呼び名が今でも残っている紙として、美濃紙、越前紙、土佐紙、細川紙、石州紙などあります。
染色技法
和紙と同様に、染色にも様々な方法があります。
写真は一般的な「引き染め」という技法で、染料を煮てから和紙全面に平均にムラなく刷毛で引き染色をする技法です。綺麗にムラなく染めるようになるまでには何年も修行が必要です。
その他、紙や用途によって様々な染め方があります。
詳しくはこちらへ。
乾燥・整え
紙を染めた後、紙を天井に張られた縄(麻縄)に特殊な特殊なT型の棒(しもく)で一枚一枚掛け自然乾燥させます。(約半日)乾いた時点で平らな台の上に伸ばし、重石を載せて置きます。後は手で丁寧に整えれば完成です。
工場見学のご案内
見学時間内であれば、随時見学可能です。
見学時間・・・午前10時から午後4時まで(12時〜1時を除く)
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